4年生第2回レンジャー体験
総合的な学習で,「知ろう!守ろう!屋久島の自然」というテーマで学習をしている4年生。
今回も,1学期に引き続き,環境省自然保護官(通称パークレンジャーさん)に講師に来ていただき,屋久島の自然の良さや,屋久島の自然環境についての問題点について学びました。
まずは,9月30日(水)に学校へ来ていただき,
今回の学習のねらいや,レンジャー体験の方法などを教えていただきました。
1学期は,栗生の塚崎海岸へ海の自然について学びに行きましたが,
2学期は,屋久島西部地域へ,山の自然について学びに行きます。
10月6日(火),待ちに待った第2回レンジャー体験の日
西部地域は,車で通ることができる世界遺産です。
子どもたちは,バスの中から,サルやシカの頭数を調査しました。
バスを降りて,山の中を散策しました。
目的は、サル,シカの糞の採集と,森の様子の観察のためです。
道中,サルとシカの群れに遭遇し,息を潜めて観察しました。
山の中には,防護柵があります。
防護柵の中と外,植物の生え方が違うのが分かるかと思います。
これは,シカが増えすぎて,植物の新芽を食べてしまうからだそうです。
柵の外は,シカが食べない「アブラギリ」という外来種が多く生えていました。
採取したサル,シカの糞は,川の水でこして,内容物を確認しました。
サルの糞からは,植物の種が発見でき,動物が植物の種を運ぶ役割をしていることが分かりました。
お昼ご飯は,大川の滝で食べました。
手作りのお弁当は,とてもおいしく,大自然の中で食べるのは,
格別でした。
学校に戻ってからは,体験のまとめ作業をしました。
発表まで,上手にできました。
最後に,レンジャーさんから,「子どもレンジャー認定証」を頂きました。
「これからは,私たちも,自然を守っていく一員なんだ」と気持ちを新たに持つことができました。
御協力くださった,環境相自然保護官の皆様,ありがとうございました。
今回で,レンジャーさんとの授業はおしまいですが
これからも,屋久島の自然について学びを深めていきます。
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